私たち地球・絵手紙ネットグループは、前会長の故木下誠が1986年に横浜で絵手紙の会を創設したのが始まりです。今でこそ、絵手紙は誰もが知っていますし、描いたことがある人もたくさんいると思いますが、創設当時は、絵手紙という言葉を誰も知らなかったと時代です。
そんな中、前会長は、各地の郵便局を精力的に廻り、絵手紙を広めていきました。それは、単に絵手紙の描き方を教えるだけでなく、私たちの理念でもある「絵手紙の心」を伝える旅でもありました。
「絵手紙の心」とは、自分を含め人々の心をいやすこと。
相手を思いやる気持ち、胸にたまった悩みを聞いてあげる寛容さ、落ち込んでいる人を勇気づける励まし、天然・自然を愛する気持ちです。
悲しく辛いことを乗り越えたみなさんが異口同音に「私は絵手紙を持っていて良かった」とおっしゃっています。絵手紙というものは、ささやかな趣味ですが、人間が生きていくための心の支えになります。
私たちは、これからも絵手紙を通して「絵手紙の心」をたくさんの人に伝えていきたいと考えています。